針と糸で 外套のほつれを繕うような 日の光を浴びた毛布で やわらかくあたたかく包むような 代償のない慈愛をあげたい 何にでもなれるのならば 波になりたい 夜は静かな音を立てて やさしい夢の中から ここにいるよと教えてあげたい月の満ち欠けに追い立てら…
心が揺れ動いたときは、日記を書くより詩を書く方が、より正確に記録できる、と思ったのはずいぶん幼かったときのことだ。それ以来、それでも何か継続することに意味があるのでは、と、何度となく男もすなる日記といふものに手を出してみたのだけれど、何と…
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